今では生活においては必需品のひとつになっている家電とも言えて、
殆どの家に一台はある電子レンジですが、
結構汚れているんですよねー。
匂いも気になるし、電子レンジの中は使用頻度の割には
あまりマメにお掃除をしたりしないのではないでしょうか。
そんな電子レンジのお掃除方法を簡単に、尚且つ効果的にするには
どんな物を使って、どういう風にするのが良いのか
ネットからの情報を集めてまとめてみました。
電子レンジの汚れの種類
電子レンジは食品を温めたりする家電ですので、
温め時に食品から飛び散る油(酸性)の汚れが一番多いと思います。
その油が固まって、ベトベトと庫内の側面やターンテーブルにこびりついてしまいます。
つい見逃してしまいそうな天井も意外と汚れていますので気をつけましょう。
そして、あまり知られていないかもしれませんが、
食品や飲み物などを温める時に出る水蒸気が固まってしまう水垢(アルカリ性)の
汚れもあなどれません。
それらに加えて、油汚れや水垢などの汚れを放っておく事で
電子レンジの庫内にカビ(アルカリ性)が発生してしまうのです。
カビは健康を害したり、衛生的にも絶対によくありませんので
やはり気をつけなくてはなりませんよね。
先ずは、電子レンジの汚れはこの様に3種類に分かれるという事を
頭の片隅に置いておいて下さい。
※どの汚れが酸性でどれがアルカリ性なのかもついでに頭に入れておくと
後々便利だと思います。
では、実際にどのように掃除をすれば効果的なのでしょうか。
ネット上ではクエン酸、レモン汁、重曹など色々な情報がありますが、
どんな時にどれをどう使うのがベストなのか‥?
整理しながらまとめてみました。
クエン酸を使う方法
クエン酸は柑橘系やお酢のように酸味があるものに含まれているイメージで、
そのイメージ通り酸性になります。
クエン酸 = 酸性
効果としては消臭効果や雑菌の繁殖を防ぐことが可能ですので、
電子レンジを開けたときのあのいや~な匂いを取るには効果的で、
カビの繁殖を抑える効果もあるのだそうです。
そして、酸性はアルカリ性と中和して効果を発揮するので
アルカリ性の汚れ落しを優先したい時には
このクエン酸を使用するのがベストなのです。
つまり、水垢を落としたりカビ取りをしたい時に使用するわけです。
(匂いの原因もこの水垢から来るものが多いそうです。)
具体的な使い方としては、
薬局などで売っているクエン酸を用意します。
100円均などでも最近は見掛けたりしますので、
私個人的には、それでも良いかと思います。
大体、200mlの水にクエン酸を小さじで2~3杯入れて
レンジでチンして沸騰させて庫内を蒸気で蒸らします。
そして暫く放っておいてからフキンなどで拭き取るだけで良いそうです。
ですが、
クエン酸を使用する際には注意点もあります!
クエン酸は絶対に塩素系漂白剤と併用しない事!!
有毒ガスが発生し、大変危険です!
また、金属部分が錆びでしまう可能性もありますので
注意して使用して下さいね。
レモン汁を使う方法
レモン汁もクエン酸と同じく酸性です。
ですので、アルカリ性の汚れに効果的という事になります。
レモン汁 = 酸性
使い方としてはとても簡単で、
コーヒーカップなどに水を3/4ほど入れて、
その中にレモン汁を数滴絞って入れます。
そして、レンジの扉を閉めてカップの中のレモン汁入り水が
沸騰するくらいレンジにかけます。
チ~ンとレンジが終わり、カップの中の水が沸騰した状態で
レンジの扉を閉めたまま10分くらいそのまま放っておきます。
レンジの庫内はレモン汁が含まれている酸性の蒸気で蒸されながら
汚れや匂いが浮かされているという感じですね。
10分くらい経った後にフキンなどで庫内を拭き取るだけで良いそうです。
これで汚れが取れて匂いも消えるなら、簡単ですよね♪
たとえ思うような効果が出なかったとしても、
面倒くさがりの私にもピッタリで試す価値はありそうです!(笑)
お酢でも同じような性質上、同様の効果があるそうですが、
クエン酸やお酢には独特の匂いがあるので、
気になる人はレモン汁がお勧めかもしれません。
重曹を使う方法
そしてお掃除のアイテムとしてよく耳にする、重曹です。
重曹は、クエン酸やレモン汁とは成分が異なり弱アルカリ性です。
重曹 = 弱アルカリ性
ですので、酸性の汚れと中和して落とすのに効果的だといえます。
酸性の汚れとは、油のベトベト汚れになります。
油汚れをメインに落としたい場合は重曹を使うのが良さそうです。
使い方としては、
クエン酸やレモン汁などと同じようにコーヒーカップのような
耐熱容器に水を200mlくらい入れて、重曹を大さじ2杯入れて溶かして
レンジに入れて500wで5分温めます。
その後、10分から15分くらい放っておいてから
フキンやキッチンペーパーで拭き取ります。
落とし切れない汚れは、スポンジなどを使うと良いそうですよ。
また、ターンテーブルなどは中性洗剤で洗って大丈夫だそうです。
まとめ
調べてみるまでは、クエン酸やレモン汁、重曹など
どれをどう使えば良いのか全然分からないまま使っていたのですが、
用途に合わせて使い分けるという事が今回分かりました。
どれも共通して言えるのは、
容器に入れた水に溶かしてレンジでチンして蒸気で蒸してから
暫く放っておいてから拭き取る!という
簡単な方法で電子レンジの庫内のお掃除が出来ちゃうんですね。
電子レンジの汚れを放っておく事で、レンジのパワーが落ちてしまったり、
熱効率が悪くなるという事はイコール電気代の無駄にも繫がります。
時には出火の原因となることもあるそうなので、
やはりこまめにするのが良いみたいです。
ですが、あまり手間を掛けたくない!というのも本音ですので
今回の記事を参考にして、気持ちよく電子レンジ生活を送って下さいね。