テーブルゲーム機が喫茶店にあるのが当り前だった懐かしい昭和時代!

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懐かしい昭和の喫茶店。

いわば現在のおしゃれなカフェのように

あちらこちらに沢山ありました。

喫茶店の経営者であるマスターやママの個性で

色々な軽食などがあったり内装に凝ってみたりと

喫茶店ごとに雰囲気を大切にする所や

珈琲に力を入れる所、モーニングなどを出して

朝から開いている所も珍しくありませんでした。

そんな数多い喫茶店の中から自分の好みの店を見つけ、

常連さんとしてよく通ったりしたりもしました。

テーブルゲーム機

そんな当時の喫茶店には大きな特徴がありました。

現在のカフェではテイクアウトなども出来る店もあるように

回転率からでは考えられないかもしれませんが、

喫茶店のテーブルがゲーム機になっていたのです。

少なくとも各店にひとつ。

多いところでは各テーブルが全部テーブルがゲーム機になっていたのです。

最前線の時にはこのゲーム機を目的に喫茶店に足を運び、

飲み物一杯でず~っとゲームに時間を費やしたりしたのです。

このテーブルゲーム機は、対戦も出来るようになっていて、

友達同士で喫茶店に来てはゲームで対戦をして楽しんでいたり、

仕事の合間にランチを食べながら楽しむサラリーマンや

OLなどもいました。

飲み物一杯で長居される喫茶店側はたまったものではないのでは…?

そう疑問を抱くかもしれませんが、

一言で言うと、そこは大丈夫なのです。

テーブルゲーム機は一回百円で出来る手軽なものなのですが、

ゲームをやった事がある方はお分かりになるかと思いますが、

対戦などが白熱するとついつい夢中になってしまい、

時間を忘れて没頭してしまうのです。

ですので、飲み物一杯が数百円だったとしても、

ゲーム好きの人は一度に数千円使ったりするのです。

ですのでお店側にとってはゲームも大きな収入源となるわけで、

たとえ回転率が悪く飲み物一杯だったとしても元が取れる計算になります。

新しいゲームや人気のテーブルゲーム機を置いている

喫茶店は必然的にお客が集まり、

わいわいとにぎやかな声が溢れて活気に満ちていました。

人気のゲーム

では、どんなゲームがあったのでしょう。

スペースインベーダー

今と同じように何種類ものゲームがありましたが、

当時、圧倒的な人気だったのがスペースインベーダー

ぴゅんぴゅんという音で宇宙人(インベーダー)をやっつけるという単純なゲームなのですが、

隠れる建物は宇宙人(インベーダー)が落とす玉のようなもので破壊されてしまい、

最終的には隠れる場所がなくなってしまうので、

そうなる前に全ての宇宙人(インベーダー)をやっつけなければなりません。

時々宇宙人(インベーダー)の上空に

UFOが出現て撃ち落とすことでボーナス点を獲得できます。

攻略する為にはテクニックも必要で、

名古屋撃ちとかレインボーという技も出来たりしました。

このゲームは日本だけに留まらず、世界的にブームを巻き起こしたのです。

ゲームの象徴する存在とまでになって社会現象を巻き起こしました。

後には競技大会などが開催されたりしたほどでした。

パックマン

パックマンも人気があるゲームでした。

追ってくる4匹のモンスターを避けながら迷路内にある240個のドットを

ぱくぱく食べ尽くしていくゲームです。

4個あるパワーチャージができる餌を食べると、

モンスター達の色が一定の時間変わり、色が変わっている間は

そのモンスターもパックマンは食べる事ができるようになって

追いかけているはずのモンスターは逃げ始め、その間は逆襲できるのです。

食べられたモンスターはゲーム画面の中心から再度スタートして

パックマンを追いかけ始めます。

何種類かのフルーツも現れてそれを食べると得点がアップします。

3個パックマンがなくなる前に何画面クリアできるか、

どこまで点数がアップできるかを競うゲームです。

このようにゲームそのものはいたってシンプルで、

ただひたすらモンスターに捕まらずに逃げ回りながら

画面上のドットを食べていくだけなのですが、

そのシンプルさから年齢や性別に関係なく幅広く人気がありました。

パックマンやモンスターのキャラも可愛いくて、

パックマンがドットを食べる音も凝ったものではなく、

それが返って人気の要因だったのだと思います。

ギャラクシアン

このギャラクシアンというゲームはシューティングゲームで、

編隊を組んで画面の左右を動きながら待機しているエイリアンを

攻撃して打ち落としていくのですが、

時間と共にエイリアンが一匹ずつミサイルを放ちながら降下してくるのです。

はじめは一匹ずつだったエイリアンが徐々に数匹ずつ降下になり、

ミサイルの数も比例して増えていき、

そのミサイルに当らないようにしながらエイリアンを打ち落とさなければなりません。

打ち落とす事ができなかったエイリアンは再び編隊場所に戻り、

再度攻撃をしてくるのです。

時間が勝負で、短時間でいかに攻撃してくる前で、

編隊を組んでいる間のエイリアンを数多く打ち落とすか。が大切なのです。

これも打って逃げて‥の繰り返しのゲームで

老若男女で幅広く人気があったゲームと言えると思います。

音もぴゅんぴゅんと発射音が分かりやすい感じです。

ジャンピューター

これは、麻雀好きのお父さんやサラリーマンに人気があったゲームで、

機械を相手に1対1での対局や、2人で参加をして機械と対局ができたりします。

このテーブルゲーム機が喫茶店などに出現するようになって

それまでは若年層の利用が多かったテーブルゲーム機が

上の年齢層の人にも受け入れられるようになったのです。

営業マンが時間つぶしにプレイしてみたり、

ランチを食べながらプレイしたりと人気がありました。

まとめ

現在のように画質が良い訳でも、凝った内容でもなかった

昭和時代のテーブルゲーム機ですが、

何故か魅力に溢れていたんですよね。

当時の喫茶店にはテーブルゲーム機はもちろんの事、

占い(おみくじみたいな感じ)の機械なども各テーブルに置いてあったりもしたんです。

干支別だったり、血液型別だったり、

ごく簡単な内容だったのですが話題のネタとしてやったりしていました。

どれも古きよき時代の1ページですよね。

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