言葉ってどんどん入れ替わっていき、
若者の間では新しい流行語が次々に生まれ続けますよね。
使われなくなってしまった言葉は『死語』と呼ばれて
封印されていきますが、
今回はそんな死語を使って遊んでみました。(笑)
はじめに死語についての説明をしますね。
死語とは?
死語とは昔はよく使われていたが、
現在はまったく使用されなくなった単語や言い回しで
今は使われなくなったものを言います。
死語とは別に廃語とも言うそうです。
文明と共に生活をするにおい必要なものはどんどん進化していきます。
そして、
進化したものは以前に作られたものは必要とされなくなって
見かけることもなくなってしまいます。
それに伴って指し示していた言葉も使われなくなってしまい
廃れてしまうことになります。
これらの言葉を死語と言います。
言い回しなどが別の言葉に置き換わって
元の言葉が使われなくなるのですが、
年代によっては後々まで使われている言葉もあります。
死語だと分かっていながら故意に使ってウケを狙う事もあったりします。
会社の上司や、家庭内などで父親が年頃の娘達を相手に
敢えて死語を連発することでコミュニケーションの手段として使ったりします。
それを親父ギャグなどと言って若者は冷ややかな目で
見たりすることもあったりしますよね。(笑)
それでは具体的に死語にはどういう言葉があるのでしょう。
死語のあれこれ
死語は過去の流行語を中心に数え切れないほど存在するのですが、
その中から本の一部ご紹介します。
アベックとはカップルの事になります。
チョベリグ は超ベリー・グッド(very good)の略です。
チョベリバ は超ベリー・バッド(very bad)の略でチョベリグの逆の意味です。
ツッパリは不良行為少年のことで、今では通常ヤンキーと言われている言葉です。
ナウいは1980年代によく使われていたのですが、
今ではイケてるやトレンディーなという感じでしょうか。
ハイソは英語で上流階級を意味するハイソサエティからきていて、
高級なことや、品が良く気取った様な感じに使用されていました。
ハクいは格好良いという意味で使われました。
ボインはバストが大きな女性のことを言い、現在では巨乳が一般的ですよね。
デカパイと呼ばれた時期もありましたが、これも今では廃れて死語のひとつです。
メンゴとは御免(ごめん)と言う言葉の文字を入れ替えたものですが、
まだ使われている時もある言葉です。
ヤングは若者、若年層を指す言葉ですが、
完全な死語というわけではなく、現在などでも数多く使われている言葉です。
ザッと見てもこれだけの死語がある訳ですが、
まだまだたくさんあります。
そんな死語を使って少し遊んでみましょう。
今の言葉を死語に変えて文を作ると
① キッチンでケトルのお湯をポットに移し終えてからエプロンをして
ステーキを焼いていたら、カーペットが敷いてあるフローリングのリビングで
母が食器棚からお皿をテーブルに出した後に
ペンケースからペンを出してノートに何かを書き始めた。
これを死語を使った文面に変えると、
① お勝手でやかんのお湯を魔法瓶に移し終えてから前掛けをして
ビフテキを焼いていたら、絨毯が敷いてある板の間の応接間で
母が茶だんすからお皿をお膳に出した後に
筆箱からペンを出して帳面に何かを書き始めた。
となります。
それではこの文はどうなるでしょう?
② 明日は仲の良い友達と空港に飛行機を見に行く約束をしているので、
着る洋服の準備をしておこうと思います。
基本的にラフな格好で良いと思うので、
冬だしタートルネックのニットかベストで
ベロアかコーデュロイのパンツにマフラーとコート、
そしてスニーカーにしようと思っています。
天気が良かったらサングラスも持参しよう!
これを死語に変換すると、
② 明日は仲の良い友達と飛行場に飛行機を見に行く約束をしているので、
着る洋服の準備をしておこうと思います。
基本的にラフな格好で良いと思うので、
冬だしトックリのニットかチョッキで
ベッチンかコール天のズボンに襟巻きとオーバー、
そしてズックにしようと思っています。
天気が良かったらグラサンも持参しよう!
となり、なかなか笑えますよね。
他にも、
③ お風呂でシャンプーとコンディショナーをしてから
新しい下着とパジャマに着替えてからパリッと糊がきいたシーツの布団で寝る。
これが、
③ お風呂でシャンプーとリンスをしてから
新しい肌着と寝巻きに着替えてからパリッと糊がきいた敷布の布団で寝る。
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④ アウターとスーツをハンガーにかけた。
↓
うわっぱりと背広をえもんかけにかけた。
⑤ ティッシュはゴミ箱に捨てましょう。
↓
ちり紙はくずかごに捨てましょう。
⑥ ローンでプロジェクターを買った。
↓
月賦で映写機を買った。
キリがないのでこの辺でやめておきます。(笑)
まとめ
ご紹介したもの以外にも、本当にまだまだたくさんあります。
機会がありましたらまたご紹介しますね。
今回は死語と現在使われている若者言葉を使って遊んでみましたが、
結構やってみると楽しいですので、皆さんもトライしてみて下さい。
ちょっとはまってしまいそうです。(笑)