昭和時代の暮らしってレトロな感じがオシャレ!

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現代の日本は殆どデジタル化がされていて、

とても便利で豊かな生活になりました。

今に至るまでは様々な時代を経ているわけですが、

昨今、良き古き時代として注目されているのが昭和の時代なのです。

テーマパークなどでも昭和時代に着眼している所もあったり

昭和歌謡が若い子に人気だったりしています。

ではその人気の昭和時代の暮らしって具体的にどんな生活だったのでしょう。

昭和とは

ご存知かと思いますが、昭和とは日本の元号のひとつで、

1926年(昭和元年)12月25日から

1989年(昭和64年)1月7日までの期間のことです。

Wikipediaからの情報によりますと、

1926年の昭和元年から1945年の昭和20年の昭和初期は、

戦争終戦と日本が大きく揺れ動いた時期でもありました。

1946年の昭和21年から1970年の昭和45年にかけての昭和中期では、

終戦高度経済成長期でもあって、目覚しい発展をしていきました。

1971年の昭和46年からの昭和後期では

バブル時期を迎えるなど豊かな時代となったのです。

64年間の昭和時代の間には歴史に刻まれているような様々な事がありました。

世界恐慌が発生したり、広島、長崎への原爆投下など、

決して風化させてはいけない大きな出来事がたくさんあります。

反対に明るい出来事もあります。

東京タワーが竣工され、ビートルズが来日したり、

現在も放送され、日本国民に愛され続けている

テレビアニメのサザエさんの放映開始したのも昭和44年のことです。

昭和時代の暮らし

日本の経済が発展していくことに比例して

我が日本人の暮らしにも大きな変化がありました。

終戦後に急速な速さで復興をして

経済大国となった日本には新しいものが入るようになったのです。

特に三種の神器と言われる冷蔵庫洗濯機白黒テレビ

日本の家庭で普及しました。

中でも電気洗濯機昭和36年には普及率が50%を突破し、

40年には冷蔵庫50%を突破したのです。

その後、

3Cと今ではあって当り前のカラーテレビクーラー自動車が普及し、

昭和後期にかけて普及率が伸びていきました。

電化製品の普及が進むにつれて、

主婦たちの家事労働時間が軽減されてが楽になっていきました。

その為にテレビの視聴時間が増えたり

友人達との交際時間が増え、主婦が自分の時間を楽しむことが

出来るようになっていきました。

他の生活面でも今とは全然違っていました。

水道などは敷かれてなく井戸水を使用し、

ガスもない為、台所が土間になっていてそこにかまどがあって、

まき等を常備しておいてご飯や料理を作ったりしていたのです。

お風呂もないのが普通で、銭湯に通っていたのです。

この頃、本住宅公団によって集合住宅の供給され始めました。

鉄筋コンクリートで出来ていて、庶民の憧れの的となったのが団地です。

団地には水洗トイレガス風呂などの

先進設備が備え付けられていたのですから

暮らしをもっと豊かにして自分の時間を楽しみたいと思う人達の

人気が集中したのです。

なんと応募倍率は10倍を超えていたとのことですので驚きです!

昭和の時代が人気の理由

今、リアル昭和を生きた人はもちろんの事、

若い人にも人気がある昭和の時代は、

映画のALWAYS三丁目の夕日の舞台となっている

昭和30年代が中心のように感じます。

高度経済成長の真っ只中で、日本中が活気に満ちていて

よき日本の時代を象徴しているのではないでしょうか。

決して裕福ではなく、贅沢でもなく、

今に比べると不便な点ばかりではありますが、

ちょっとした進化でも大きな感動を覚えて

有り難味を感じることが出来たのは、

戦争の苦しみを知り、戦後の大変な時期を乗り越え、

何もなく不便な頃を知っている人達の時代だったからなのかもしれません。

そして、

皆が人々誰もが明るい未来を夢見て、

同じ方向を向いていたのもこの時代なのかもしれません。

そんな時代の人達の生活の様子などを

映画などを通して現代の若い人達が知り、

核家族や一人住まいなどが多い現代の生活で

昭和の時代に憧れなどに近い感情になっているかもしれませんよね。

そして、ブームと言うのは繰り返す!と言いますが、

半世紀以上過ぎて令和の今、昭和の魅力に火が点いたでしょう。

確かにデジタル化が当り前の現在、

アナログの世界が逆にオシャレに感じたりすることはありますよね。

ファッションにしても、レトロな雰囲気にしても

オシャレなものがあったりします。

それに加えて、やはり日本人の心の奥底には

人と人の繋がりが希薄になった昨今、

もっと人の温かみを感じたいと言う思いがあるのかも…ですよね。

そういう意味では昭和の時代は本来の人間らしい生活が

そこにはあったのではないでしょうか。

昭和の年末年始の過ごし方

現在のようにコンビニもありませんし、

24時間営業しているファミレスもない昭和の時代。

年末年始は商店も休業している為に、

各家庭では家族の食事などの準備に大忙しでした。

その忙しさは、年末を師走と表すように、

先生も走るほど忙しいと言う意味も込められているのです。

今でも年末は大掃除をする人も多いと思いますが、

昭和はどの家も大掛かりな掃除を家族総出でしました。

例えば、畳をはずして庭などでパンパンとほこりを叩き出したり、

昭和では当り前のように使われていた障子を

子供達が破り、障子紙をはがした後の枠だけになった障子を

水などで綺麗に洗って残っている障子紙やのりを落として

乾かしてから新しい障子紙を張り替えたりしていたのです。

主婦はどの家庭でも12月に入ると少しずつ買い物や準備をはじめ、

30日頃からは御節料理作りに精を出すために

殆ど台所に立ちっぱなしになっていました。

御節料理も、新年を迎える為に縁起の良いとされている物を

食べながらお祝いする。という事に加えて、

年末年始の商店の休業に備えて日持ちするものを作っておいて

三が日を家族で過ごすと言うことも兼ねていたのです。

今では購入する人も少なくない御節も、

昭和の時代ではひとつひとつ手作りで、

各家庭の味を楽しんでいたのですね。

まとめ

どの時代にもそれぞれの特有がありますが、

私個人も昭和に産まれた人間ですので

幼い頃などの思い出などはやはり昭和の時代が中心です。

確かに大変な事もあったし不便も身にしみてあったりします。

例えば、

今のように携帯やスマホなどはなかった訳ですから

どうやって友達を待ち合わせなんかしていたのかな…と

思い出してみると、

各駅には誰もが使用できる掲示板があって、

そこに『○○へ。先にどこどこに行って待ってるね。○○より』みたいな

伝言を残しておいていたりした記憶があるんですよね。(笑)

めちゃアナログの世界です。

でも、何とかなっていたんですよね~。

不便な分、色々と工夫していたりしました。

あの手この手で親を説得して遊びに行ったりしていました。

あ~、懐かしい私の昭和の時代の思い出。

皆さんも機会がありましたら昭和の時代に触れてみて下さいね。

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