竹の子族の曲情報を発信!彼らはどんな曲でパフォーマンスしていたのか。

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皆さんは竹の子族をご存知でしょうか?

存在は実際に知らなくても、その名前は聞いたことはあるのではないでしょうか。

週末、原宿で表参道が歩行者天国となっていた昭和のあの頃、

竹の子族がグループごとに円を描き輪になって

ダンスパフォーマンスを繰り広げていたのです。

竹の子族とは

原宿から代々木公園にかけて毎週日曜日に歩行者天国になっていた

1980年頃に奇抜で独特のファッションを身にまとい

踊りを踊っていた若者を竹の子族と言いました。

一時は2000人が集まっていたとの情報もあります。

その名前の由来は、竹の子族の多くが好んで身にまとっていたのが

ブティック竹の子だったことからそう呼ばれ始めたそうです。

休日や祭日に歩行者天国にグループごとに集まって、

歩行者天国が終わる時間まで一日中踊り続けていたのです。

歩行者天国は竹の子族と、その様子を見学に来る人々で溢れ帰り、

終日身動きもままならないほどでした。

はじめは数チームだったのが、徐々にその数は増えていき、

衣装などにも工夫を凝らしてチーム、グループごとに合わせて

特色あるものになっていきました。

後に、有名になったチームやグループの中には

ファンが付くようになっていき、特に人気がある人の中には

スカウトされて芸能界にデビューして

活躍する人まで出たほどの人気振りだったのです。

そんな活気溢れていた竹の子族ですが、

1998年に歩行者天国が廃止されたのを機に徐々に姿が見えなくなって

自然消滅という形になりました。

竹の子族がかけていた曲とは

各チームで持ち込んだラジカセで曲を流し、

振り付けなどをした踊りを踊っていました。

殆どのチームは当時流行っていたディスコ音楽が中心でした。

例えば、

「アラベスク」 「ヴィレッジ・ピープル」 「ジンギスカン」

「ノーランズ」 等の80年代の洋楽の

キャンディ・ポップスと呼ばれるものが主流でした。

「ハロー・ミスター・モンキー」も竹の子族には欠かせない曲でした。

振り付けは各チーム、グループごとで異なっていて、

オリジナリティーを出していたのですが、

そもそも竹の子族の振り付けなどの発端は、

ディスコでのダンスのステップからだとの情報もあります。

当時のディスコは、曲ごとにステップが決まっていて、

ホールで踊っている若者は皆同じステップと振り付けを覚えていて、

それを如何にかっこよく踊れるかで、その時の注目度が変わってきたのです。

皆が同じ振り付け、ステップを踏んでいる訳ですから、

そんな中でいかに目立つかはやはりリズムの踏み方や

仕草などで決まってしまうのですよね。

それは、竹の子族でも同じで、

同じチーム、グループの仲間内でも目立つ人がいて

芸能界デビューを果たすまで行ける人がいたのも

ビジュアル的なものだけではなく、

衣装の着こなし方やダンスなどのパフォーマンスに目立つものが

あったのではないかと推測できますよね。

竹の子族出身の芸能人

有名なところでは、かの3年B組金八先生に出演していた

俳優の沖田浩之さんではないでしょうか。

沖田さんは残念ながら既にお亡くなりになっていますが、

キリッとした目元で、ちょっとツッパリ系の人気俳優でした。

歌手として活動もしていていました。

他に有名なのは、ビーバップハイスクールのヒロシ役をしていた

清水宏次朗さんもそうなのですよね。

2人とも、竹の子族として原宿周辺で活動していた時に

スカウトされて芸能界入りを果たしたそうです。

そして、真相は定かではありませんが、

噂によりますと、一見竹の子族とは無縁そうなイメージの

女優の深津絵里さん竹の子族出身だとか…

もう1人、タレントのYOUさんもそうだという噂があります。

きっと、公にはなっていない芸能人の中にも

竹の子族出身の人もいるのではないかと思います。

公になっている人や噂の人、

皆それぞれ芸能界で大活躍していますよね。

まとめ

今では高級ブランドのショップなどが立ち並ぶ

原宿の表参道ですが、

昭和の時代には竹の子族などの若者で溢れかえる通りだったのです。

毎週に日曜日にはどこからともなく

若者たちが集まり、集い、語り、

着替えをしてチーム、グループの仲間たちと夕方まで踊りまくる。

これが恒例でした。

表参道や裏腹のショップはどこも活気に溢れ、

毎週がお祭りのような賑やかさでした。

誰もがそんな原宿に魅せられ、惹きつけられて

集まってきていたのでしょう。

竹の子族に入るのが目的だけではなく、

見て楽しむ人、買い物ついでに足を止める人、

ごひいきの竹の子族に会うために通う人、

色んな人が集まる週末の原宿、表参道。

あの頃のような表参道はもう戻って来ないでしょうが、

もし、万が一再現できるとした暁には

きっと私も足を運ぶだろうと思います。

そして、

当時の風を感じ取りながら時間を楽しみたいと思いますが、

まず無理でしょうね…^^;

もうすっかり風変わりしていますしね。

今の表参道にも昭和時代にはない魅力がありますし、

竹の子族も、あの時代だからマッチしていたのでしょう。

比べる事自体がナンセンスな話しですよね。(笑)

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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